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6月21日(金)〜7月21日(日)
小早川秋聲1885-1974は、鳥取県日野郡日野町黒坂の光徳寺住職の長男として生まれ、僧籍をもつ日本画家です。1905年、20歳の頃、京都の歴史画家谷口香きょうに師事し、香きょうの没後は、円山四条派の山元春擧が主宰する画塾 早苗会に入塾します。1914年以後、文部省美術展覧会、帝国美術院展覧会での入選を重ね、1930年には無鑑査作家になります。また、陸軍騎兵中尉という特異な経歴をもち、国内外への旅を繰り返し、広い見識を持つ異色の画家として京都画壇で知られていました。1931年に満洲事変が勃発した直後には、画家としていち早く戦地に赴き取材をしています。終戦までの間、従軍を何度も繰り返し、時には最前線まで進み、意欲的に戦争記録画制作に取り組んだ画家でした。
当館は、2000年に、没後初の小早川秋聲展を開催したことをきっかけに、京都霊山護国神社から戦争画7点の寄託を受けました。その後も、寄贈や購入、寄託などにより小早川秋聲作品を数多く収蔵しています。
本展では、京都護国神社所蔵の戦争画と、収蔵作品の選りすぐりを展示します。
6月21日(金)〜7月21日(日)
開館時間/8:30〜17:00
休館日/6/21(月)、7/1(月)、7/8(月)、7/18(火)
ギャラリートーク 毎週日曜日 13:30〜(30分程度)
入場料/一般200(150)円、高校生100(70)円、中学生以下無料 ( )は20名以上の団体または障がい者と付き添いの方1名の割引料金