日本刀の美
2024.10.11(金)〜11.10(日)

 

 

 

日本刀は、古来より、武器や権力の象徴、信仰の対象として、日本の歴史や文化に深く根付き存在してきました。現代では、およそ1000年にわたり受け継がれてきた製鉄や鍛錬、研磨など、その日本刀製作の技術が高く評価されるとともに、その固有の美しさから「鉄による最高の芸術品」として、世界に誇る日本の美術工芸品、文化財となっています。
ここ日南町は、豊富な山林資源と良質な砂鉄に恵まれて、日本古来の製鉄技術「たたら」で栄え、日南町印賀の地で生産した玉鋼は、日本一の良質な鋼として「印賀鋼」の名は全国に知られました。
本展は、印賀鋼の故郷を誇る地で、日本刀の美と技の魅力にふれていただきます。
なお、本展は、米子市出身の刀職人親子、研師の森井偲訓氏と鐵太郎氏、鞘師の敦央氏の三人が手掛けた27点を展示します。

 

◇オープニングセレモニー&ギャラリートーク
10月11日(金)10:00〜
会場/日南町美術館
内容/関係者、来賓挨拶、森井父子によるギャラリートーク
◇11月2日(土)「刀剣の歴史講座」13:30〜15;00
講師:鳥取県立博物館 主任学芸員 来見田博基氏
会場:本久代家住宅(美術館から徒歩7分)
先着30名、聴講無料
◇ギャラリートーク 毎週日曜日 11時〜 森井偲訓氏

 

 

【共催事業】 主催:鳥取県
◇令和6年度日南美術館特別展連携事業 「(仮)日本刀の美と守り伝える技」
開催日時:10月12日(土)13:00〜15:00
会  場:日南町総合文化センター 2階多目的ホール
定  員:70人
その他:聴講無料、とっとり県民カレッジ連携講座
内  容:講演「日本刀の美と守り伝える技」〔60分〕
講師 伊東 哲夫 氏(公益財団法人渡辺美術館 学芸員)
実演「刀職人の技」〔60分〕(※日南町美術館主催事業)
研師:森井 鐵太郎 氏、鞘師:森井 敦央 氏

 

 

日南町は、日本古来の製鉄技術「たたら」で栄え、江戸時代にこの地で生産された鋼は日本一優良な品質を誇る「印賀鋼」として全国にその名を知られました。
本展は、印賀鋼の故郷である日南町に於いて、鉄の美の最高芸術品といわれる日本刀の美と技にふれていただく展覧会です。
米子市出身の研師 森井偲訓氏、研師 鐵太郎氏、鞘師 敦央氏の、親子三人が手掛けた名刀と白鞘や拵え27点を展示します。
会期中には、刀剣の歴史講座、週末のギャラリートークを開催。